遂に、今年も開催された「第9回アマゴルファー・むら感謝還元コンペ」
会場は、女子プロステップアップツアーが行われた
「上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部」
雨の中、慌ただしく車を飛ばして到着した俺は、
早速受付を設置に取り掛かり参加者たちを出迎える準備を始めたが、
心配なことが1つあった。
それは、今回の参加者の中に「初参加者が3名」いる事だった。
俺とは、会ったこともなければ話した事も全くない。
顔、姿、形が不明、どこの馬の骨かも不明。
とりあえず「趣味はゴルフ」というたった1つのキーワードしか明かされていない状況に俺は、
「もし、恐い人だったらどうしよう?」と、警察にすぐ電話出来る準備を整えながら参加者たちが来るのを待っていた。
さらにその中には、「俺に会いたい」という理由だけで、
わざわざコンペ会場に出掛けてくる人がいる。
コンペ参加者の奥様なのだが、
コンペは不参加で、しかも、ゴルフをしたことがないご婦人は、
「なぜ、俺に会いたいのか?」その理由は会ってみるまで謎に包まれている事が、
さらに俺の心配事を増幅させていた。
家を出る時に、あれだけ強かった雨が上がり始めた頃、
開会式が始まった。
少し緊張した表情の参加者たちに、
俺はさらに追い打ちを掛けるように
「むらコンペ特別ルール」を説明して、
戦いの幕は遂に切って落とされたのだった。
実は、今まで黙っていたが、
今シーズンの俺はとても調子が良い。
ラウンド回数は、俺の財布と同じく年々少なくなって行くが、
今シーズンは既に3回も100切りを達成している。
そのうち一回は、なんとチャンピオンティーからのラウンドで、
総距離6950ヤードのフルバックから「97打(34パット)」を叩きだしているのだ。
となれば今回のむらコンペ、
優勝者に輝くのはもちろん俺だ。
調子が良いのに加えて、コースを熟知しているのは俺唯一人で、
おまけに事前の練習ラウンドもしっかり済ませてある。
そこに加えて、今回俺と一緒にラウンドするのは、
コンペ初参加者の「ヨーコ」さんと「ひらじい」さん。
二人とも、初めてのゴルフ場で初めてのコンペという
大きなビハインドを背負っている。
ヨーコさんは、アマチュア競技に何度も出場している強者で、
ひらじいさんは、俺がズタボロにやられまくった「市民ゴルフ大会」で好成績を収めているアベレージゴルファーだが、
「初めてのむらコンペ」というプレッシャーには勝てるハズはない。
金メダル確実!と言われていた選手が、
「初めてのオリンピック」で想像以上に緊張して頂点に立てなかった様に、
無言のプレッシャーはじわりじわりと身体を蝕んでいくのを俺は知っているのだ!
俺のゴルフ人生、イバラの道を歩み続けた9年間だったが、
やっと今回のコンペで「主催者優勝」の栄冠に輝き、
賞品の全てを主催者が持って帰るという前代未聞の栄光を掴むのは、
既にスタートする前から確定していたのだった。
そして、俺のティーショット。
参加者全員が固唾を呑んで見つめる中、
俺は、好調なショットを脳裏に思い出しながら、
それを今の自分に重ねてドライバーを振り切った。
雨が上がった信州の秋空に、
キレイな放物線を描きながらフェアウェイのど真ん中に向かって行く白いボール。
頭の中はそんなイメージで一杯だったが、
現実はトップボールで、フェアウェイにすら届かなかった。
ひらじいさんのティーショットは、右に大きく曲がって傾斜のラフに飛び込んで行き、
ヨーコさんのティーショットは、見事フェアウェイのセンターを捉えていた。
深いラフからの俺の第2打目。
使い慣れた7Wでナイスアウトを狙った俺。
しかし、これもまたトップボールで、
ヨーコさんの第1打目を超えることさえ出来なかったのだった。
俺は、グリーンに乗せるまで6打を費やしたが、1パットの「トリ」
今日のグリーンは、ツアーセッティングの様に速いグリーンだったので、
秘儀の「ファザータッチ」がいかんなくその威力を発揮してくれた。
ひらじいさんは5オンの3パットで「ダブルパー」、
ヨーコさんは4オン4パットの同じくダブルスコア。
やはり二人とも、
俺が仕掛けて罠にハマってきている様だ。
続く、打ち下ろし344ヤードのミドル。
俺は、絶好調なドライバーショットを二人に魅せつけ、このホールを「バーディー」
二人は「ボギー」でホールアウトしていた。
そして俺は、
確実に優勝に向かっている嬉しさを二人に悟られない様に、
意気揚々と軽やかになる歩みをグッと堪えながら、
次へ次へとプレーを進行して行ったのだった・・・。
To be continued.
こんにちは、ゴルフ初心者の練習日記さん。
ブログランキングから来ました。
まだまだアフィリ若葉マークの31chanです。
3回も100切りを達成しているのは立派です。
それもフルバックからのラウンドですか?
90切りにも匹敵しますよ。
ゴルフを辞めずに頑張って下さい。
これからも時々訪問させて頂きます。
もちろんランキングへのポチしました。
応援しています
初コメント、ありがとうございました。
若葉マークとは、もしかして私と同じく「初心者さん」ですか?
で、調子はいかがでしょうか?(笑)
調子が良い時は「俺って上手いんじゃん!」とか思いますけど、
でも問題なのは、その調子がしばらくすると「リセットされる」って事ですねっ。(悲)
また、ぜひお待ちしていますので、
いつでもどーぞ!
応援、ありがとうございます。^^
お詫びと訂正(笑)
>ヨーコさんは、アマチュア競技に何度も出場している強者
・・・全てあーやん(旦那さん)と出ているダブルスで
ええ、それも「ミックスダブルス」のど~しても参加に必要な性別だけの貢献です。
ミックスじゃなくても、シングルな旦那さん頼りでネタで参加レベルですからぁ~。
こっそり一人でオープンコンペにはいきますけど(笑)
とは言いながらも、やっぱり「ナイスプレー」が随所に出ていましたよね~。
特に、「ドライバーの精度」は高いんじゃありません?
ほとんどフェアウェイにあったし。
また、淡々とプレーを進めていく姿は「さすが淑女だ!」と
惚れ惚れしていました。
ゴルフ初心者のレディース達には、ぜひ「見本」にして欲しいプレースタイルですよね!^^
むらさん、こんにちは!
まずまずのスタートを切った直後にバーディーですか?
凄く調子が良さそうですね。
「ナイスバーディー」
この響き、憧れますよね~。
勿論「ナイスパー」でも十分気持ちいいんですが( *´艸`)
動画にチラッと写っていた賞品の中にわたしの目を引き付ける物がありましたよ。
さて、何でしょう?
ハイ当たり~!
そう、答えは「響」でした~。
これ何位の賞品でした?
今回、もし参加していたら…
「響」狙いで頑張っていたんですけどね~(≧▽≦)
実はこのバーディー、今シーズン初!だったんですよ!
しかも、ゴルフ人生の中で「3回目のバーディー」ですっ。
えぇ、「0.1%」の確率ですねっ。(汗)
今回のむらコンペ、大口スポンサーがついたので
「豪華景品」でした。
それに加えて、「協賛・後援」をもらったので、
お陰様で大盛況な表彰式が出来ましたよ!
大口スポンサー→「ヨーコさん」
協賛・後援 →「ラディのパパさん」
です!
ありがとうございました!
ちなみに、「響」はもちろん「優勝」ですよ!^^
「響」は優勝賞品でしたか~!
それじゃ、やっぱり賞品としての獲得は困難なので、自分で買うとしますかね~(*´з`)
今週末にママとツーサムでラウンドの予定を入れました。
少し遠いんですが、G馬県でプレーして来ます。
Y口県での不甲斐ないスコアを払拭するためにも頑張って来たいと思います。
で…
先日練習している時に気付いたんですが…
今まで、意識して「コック」をするようにしていたんですね。
ほら、コックをするとヘッドスピードが上がるとか何とかいうじゃないですか?
でも私の場合、どうしてもヘッドの戻りが遅くなり、結果スライスとなっていたんです。
「どうしてもスライスになっちゃうな~?」
「う~ん?試しにコックしないで打ってみるかな…」
するとどうでしょう。
コックを意識しないで打つと素直な良い球が出るようになったんですよね。
「えぇ~?今まで意識して使っていたコックの所為でスライスになってたの?」
な~んか、灯台下暗しと言うか何というか…
そんな訳で…
今度のラウンドは「ノーコック打法」で頑張ってきま~す(≧▽≦)
そー言うことってありますよね。「信じていたのにウソだった」みたいな。(笑)
「ノークック打法」と言えば、今シーズン絶好調な「笠りつ子」が代表的ですよねー。
そして彼女と言えば、「曲がらないドライバーショット」の代名詞にもなっているような。
彼女のスイング分析を「ゴルフプロフェッショナル」で見ましたけど、
「なるほど!」って思って、一時期習得に励みましたよ!
私も「手首を使い過ぎる」癖があるので、
もしかしたら「ノーコック打法」がマッチしているのかも知れませんっ。
最近の私、アイアンショットが「ダメダメ」なんですねっ。
で、この間練習場でボールを打ち込んでいたら、
偶然「ゴル友」の先輩に遭遇したんです。
そして、その先輩から一言アドバイス。
「ガチガチに全身に力が入っているよ」
その後はまるで別人のような驚きのショットが連発しました。
ほんと、「灯台元暗し」ですよねっ。(^^;;
ラディさんご一家、今度近くでご一緒させてください♪
朝〇パブリックでしたら電車で伺えますので・・・
*ここで完全な私信になってますね
おっ、日本に広げよう「ゴル友の輪」ですか。
それはイイですねー!
という事で私も。
もし一緒にラウンドしたいという「レアな人」が居ましたら
いつでも信州にお越しくださいネ。(笑)
いやむらさん、関東来てください!
出張?研修?とか・・・ぼそぼそ。
「いつかは関東で!」と思っていながら、
なかなかその機会に恵まれないわたし。
「ゴルコン」となれば喜んで行くんですけどねっ。( ;∀;)