6月 242016
 

minami-nagano golfclub5

 

「南長野ゴルフ倶楽部」での後半戦、
ドライバーショットの修正に「意識するだけは限界がある」と感じた俺は、
普段通りのスイングで臨むことにした。

「気持ち良くクラブを振り切る!」

もう、これに尽きる。

血液型から判断しても、アレコレ色々考えてスイングするよりとにかく何も考えずにスイングする事が
やっぱり自分に一番合っているし、俺はそうやって自分の人生を切り開いてきた。

・後先は考えない
・ダメだったら諦める
・今が一番大切

これが俺の座右の銘なのだ!

思考をリセットした第1打目。
トップボールのゴロだった。
元気の良いラフは俺のボールを食って僅か100ヤード転がっただけで、
まだフェアウェイの始まりにも届いていなかった。

5番ウッドでの2打目は右に飛び出し、
つま先上りの3打目は左に引っ掛け、
4打目でやっとグリーンに乗せることが出来た俺。

しかしここからは、
高速グリーン対応に「羽毛タッチモーション」に切り替えた俺の見せ所だ

10mの下り、スライスライン。
当然1パットでは入らないから、カップ半径1mに寄せるだけでいい。
狙うは、カップを少し過ぎた残りが上りラインになるあの場所だ。

この、触れるか触れないかの微妙な距離感で上下に這わしてきた俺の「魔法の指先」なら
それくらいのタッチを出すことはお安い御用さ

しかしボールは、カップを過ぎるどころか1m内にも届かず、
下りラインが1.5mも残ってしまっていた。

嫌な距離が残っている。
だが、ラインはもう見えていた。
狙いは、カップの縁ボール半分ずらした所だ。
後は、優しくゆっくりボールを撫でてあげるだけでイイんだよ。
もう何度もそうやって熱い吐息を聞いてきたじゃないか。

しかし、打つ瞬間に止めてしまった呼吸にパンチが入って、
ボールは強く転がって行ったのだった。

「ぐわぁぁぁ。また3パットを打ってしまったぁぁぁぁぁ。」

俺の雄叫びは、閑静な高原を通り抜け北アルプスの山々に届く勢いだった。

ショットの修正が出来ないとなれば、
後半では「パット数を減らす作戦」に切り替えるしか残っていない中、
この3パットはかなりマズイ状況だ。

しかし、次のロングホールで「ボギー」、
ショートで「ダボ」残るミドルは「ボギー」と崩れることなく俺なりに順調なスコアを重ねて、
パット数も全て「2回」で収めることが出来ていた。

「もしかしたら、このまま追い上げることが出来るかもしれないぞ?」
俺に、微かな希望の光が射し込んできている。
だが、決してドライバーショットが良くなった訳ではなかった。
前半は、右に左にと暴れるショットが、
後半はただ、左へのトップボールに変わっていただけなのに、
なぜ、順調なスコアが出せているのだろうか?

俺の脳裏に、そんな素朴な疑問が湧き上がったが、
今は答えを見つけている場合ではない。
「残すはあと3ホール。まだチャンスは残っているぜ。」
と迎えた522ヤードのロングホール。
ボールの曲りさえなければ、「パー」も確実に狙えるホールに、
俺はまた何も考えずにドバイバーを振り切った。

今までと同じく引っかかったトップボールは、
左の池に向かってコロコロと転がって行ったが全く心配の余地はなかった。
「どーせ、またラフに食われて止まっているよな。池まで200ヤード以上ももあるんだし。」
と思ったボールが見当たらない。

ボールが飛んだという幸運に恵まれた俺に待っていたのは、
「池ポチャで紛失球」という不幸だった。

1打罰で、後方線上から打ち直した第3打目。
使い慣れてきた7番ウッドが、「球筋弾道とも、本日一番!」という当たりを披露していた。

しっかりフェアウェイに付けた第3打目、グリーンまでは約150ヤード残っている。
ピンの位置は、グリーンの左サイドちょっと奥目。
風は軽いフォローか。

左側にはOBが待ち構えているが、この位置からは何の問題もない。
俺が一番自信がある「8番アイアン」を持っているから
デットにピンを狙っていけるぜ。

しかし、ボールは一直線にOBゾーンに向かって飛んで行ったのだった。

「えっ!どうして!?」

アドレスが悪かったのか?
ピンに向かって構えたつもりが、そんなに右を向いていたとは
自分では全く気付くことが出来なかった。

じゃあ、もっと左を向いてと打った暫定球も、
再び同じ場所に飛んで行った。

「えぇっ!なんでどうして!?」

まさか、仕切り直しの暫定球が、
全く同じ方向に飛んで行くなんて
これは一体どういうことだ!

あれだけアドレスする方向も変えているのに、
もう、何が何だか訳が分からないぞ。

2球連続のOBに、半分涙目になりながら打った2回目の暫定球。
見るも見事に真っ直ぐOBゾーンに飛び込んで行ったのだった。

なんと、3連続のグッバイボール。
しかも、3回打って3球とも同じ弾道、同じ球筋、同じ方向で、
その正確性は「プロゴルファーのショット」の様だった。

4回目の暫定級を打とうとした俺は、
パンツのポケットに手を突っ込んで愕然とした。

「もう、手持ちのボールがありませんっ。」

涙目だった俺は、瞬く間に号泣へと変貌した中で「ギブ・・・、ギブアップしますぅ・・・。」とつぶやいて、
OBに打ち込んだ3発のボールをトボトボと捜しに行ったのだった。

ゴルフを始めてから初めての「ギブアップ宣言」だった。

次のショートホールでは「パー」を取ったが、
もうそんな事はどうでも良かった。

前半のスコアは「54打(21パット)」
後半のスコアは「記録なし」に終わってしまった今回のラウンド。

ギブアップしたホール以外の合計は「42打(17パット)」のスコアになっていた。

そして俺は、ゴルフ人生丸8年の歴史の中で
初めての「ギブアップ」という挫折感を味わいながら、
南長野ゴルフ倶楽部を後にしたのだった・・・。

minami-nagano golfclub6

 


  12 Responses to “ゴルフ人生丸8年の中で初めて味わった感覚”

  1. 強風吹き荒ぶ中でのラウンド報告。
    河川敷でよくラウンドする私としては、風には慣れていたはずです。
    雨は夜更けすぎには止み、下は少々ぬかるんでいても、降雨の心配は無さそうな山陰地方でのラウンドです。
    しかし、ティーグラウンドに立って最初に出た一言は「寒!」でした。
    いやー、帽子は飛ぶし、ただ立っていても油断すると2、3歩押されるような強風の中、トリで始まった1日は予想道理の結果でした。前半は52の19パット。まだ後半に希望の持てる展開でしたが、後半のスタートもトリ、その後もダボ、ボギー、ダボと、ちょっと萎えそうな展開でしたが、ふと気づいたのは、ここまでドライバーのOB無し。
    超手強いラフに食われたり、セカンドOBが出たりはしての苦戦ですが、この強風の中、ドライバーショットはしっかりコントロールされています。何とか持ち直そうと、放ったティーショットは右の山の中に消えていきました。
    そこをトリとした後、何とかパーを取ったりして、後、2ホールを残して39。パー5、とパー4。ギリギリ100切りは無理でもハーフ50切り。
    で挑んだティーショットは、フェアウエイチョイとこぼれたが、まあまあナイスショット。
    このパー5上がってみれば10!なんと4パット。
    55の19パット。トータル107。
    ただ、一緒に回ったここのメンバーで、シングルさんが88を叩いたり、何時も80前後で廻る人が10年以上ぶりと言う90を叩くなど、風に翻弄された1日でした。

    • またまたラウンド報告、ありがとうございました。
      そーですか、強風吹きすさぶ中でのラウンドだったんですね?
      最後の1ホールまでは順調だった感じですが、
      でもどうしちゃんたんですか、最終ホールは?
      「10打」を叩くなんて、一体何が起きたのでしょうか??

      私は、それほどまでの強風に出会ったことはないんですけど、
      やっぱり「厳しいラウンド」になりますよねー。
      フォローで「300ヤード」も飛んでしまったとか。(笑)

      それにしても、今回のコメントは「ちょっとドラマチック」ですよね。
      「次は一体どうなるんだ!?」と先が気になるみたいな。

      そんな才能を隠しているなんて、もうびっくりですよっ。
      さすが、ヤリますネ!^^

  2. むらさん文才ありすぎて読みやすいブログですね。思わず笑ってしまいます。『羽毛タッチモーションに切り替え』とか
    ギブアップしたホールもイーグルとらないと結果100切りにならなかったので、そのホールは別物と考えてとにかく次ですね!
    ドライバーショット改善するだけでかなりスコア縮まりそうですね。
    斜めのフラフープ(プレーン)をイメージしてなぞる練習してみてはどうでしょうか?

    • お褒めいただき、ありがとうございました。
      もし私に「文才」があるとしても、「そんな才能より「ゴルフの才能」が欲しかった!」と、
      悔しくて星をにらみながら日々過ごしている私ですっ。
      そーなんですよ。もう「ドライバースイング」には、もう9年も前から悩まされているんですっ。
      色々と試してはいるんですが、「これだ!」とはならないので、
      いつも「あーでもない、こーでもない」と悪戦苦闘。
      でも、その「斜めプレーン」はぜひ試してみたいと思いますネ!
      ちなみに、なぞるのは「シャフト」?それとも「腕」?それとも「腕とシャフト」の意識でしょうか。(・・?

      • シャフトかな。グリップから20センチ先の。あくまでイメージですが。

      • 分かりました!「シャフトでなぞるイメージ」ですね?
        しかも、「グリップから20センチ先」のところで。
        早速試してみますネ!^^

  3. むらさん、こんにちは!

    なんだかな~、水臭いじゃないですか、むらさん!
    言ってくれれば、ボールの2個や3個、届けに行ったのに~!

    な~んちゃって(≧▽≦)
    これは、ちょっと残念な出来事でしたね~。

    でも、たまにありますよね。そんなことがね。
    同じ方向に飛んでOB。
    わたしも何度かありますよ。
    そんな時は、一度仕切り直してクラブを変えてみたりすればいいんですよね。
    でも、手元にあるクラブは1本のみ。
    カートまで戻るのも「う~ん…」と思い、結局同じクラブを使ってしまうと言う悪循環。

    少し前になりますが、アイアンのライ角を調整したとお伝えしましたよね。
    その結果が良かったのか?
    はたまた、少しは腕が上がってきたのか?
    わたし最近、アイアンの方向性が良くなっているんですね。
    練習場で打っていると、ほどんど同じ方向に飛ぶようになって来ました。
    で、ライ角を調整できない5Uと7Wは、アイアンよりも少し右寄りに飛んで行きます。
    なので、コースに行って5Uや7Wを持った時、少し左目狙いで構えるんですね。
    すると、あろうことか左目に真直ぐに飛んで行ってしまうと言う摩訶不思議な現象が出るんです。

    そう。
    練習場だと右に出るのにコースだと真直ぐ飛んでしまう。
    何とも不思議な現象なんですよね。

    最近、コースへ行った時にフックボールが出ると…
    「大分、力が入ってるな~」と解るようになりました。
    練習場と同じ感覚で打つ。
    意識はするんですが、なかなか出来ないもんですね~(^^ゞ

    • そー言えば、パパさんから以前プレゼントでもらったあのボール、
      まだ大切にとってありますよ。
      だってもし使ったら、「瞬く間に」1スリーブ無くなりそうなので、
      もったいなくて使えませんっ。( ;∀;)

      ほぉ~。「ボールが真っ直ぐ飛ぶ」と?
      それはライ角を調整した甲斐がありましたね!
      って言うか、その為に高いお金を出した訳ですから、
      逆に「変な球」が出ていたら「ライ角詐欺」ですよね~。(笑)

      でも私もありますよ。
      「今日はちょっと右目に飛んでいるから、このホールは左を狙って・・・」と差し引きしたら、
      全く計算が合わなかった状況が!
      アレって、本当に摩訶不思議ですよねー。

      そんな中でも、「自己フィードバック」も出来るし、
      クラブウェイトのバランスを整えているし、
      ライ角も自分に合っているし、
      パターも調子良さそうなので、
      これはもしかしたら近々来るんじゃないですか?
      「ベスグロ更新」いや、「80台」いいや、「夢の70台」が!

      本当に、開花しそうな気配ですね!

      • あらっ?
        あのボール、まだ使ってなかったんですか?
        早く使わないと「賞味期限切れ」になっちゃいますよ~(≧▽≦)

        でも、本当に打感が最高ですよね。
        スピンもキュキュっと掛かるし。
        わたしも常に使いたいんですが、やっぱりお高いのであれ以来買っていませんね~。
        それでもたまにロストボールで売っているのを使うんですが、グリーン上で拭いていると段々と剥げて来ちゃって緑色っぽくなってくるんですよね。
        打感は良いんだけど、見た目が悪いよな~って感じですかね。

        ライ角調整なんですが、あれ意外と安いんですよ。
        1本¥300くらいでやってくれますから、是非一度お試しあれ!

        そうですね~。
        こうやってコメントに書いた文面を見る限りでは、わたしも上手くなっていそうですよね。
        でも、実際は「365歩のマーチ」ですよ。
        「3歩進んで2歩下がる~」
        いくら焦っても、すぐに上達するなんてありえないし…
        練習やラウンドをやった分しか身には付かないですよね。

        焦らずに1歩、1歩、ゆっくり上達の階段を上って行きますよ~(^^ゞ

      • えぇ、だって使ったら「すぐに無くなっちゃう」じゃないですかっ。
        私が、ボール1個でラウンド出来るようになるまで、
        神棚に飾っておきますよっ。(^^;

        あのボール、私的には「硬い!」のですが、
        でも本当にスピンは凄くかかりますよねー。
        以前ツアープロが、「このボールの硬さに負けないようにスイングする」って言ってましたが、
        ボールをつぶすようにインパクトすると飛距離も出るんですって。
        それを聞いた時、「俺には無理だっ」って思いましたけどね。(笑)

        へぇ~「ライ角調整」って、そんな値段で出来るんですね?
        グリップ交換より安いのは「万力でクイっと」だからみたいな。(笑)

        確かに、いくら焦ったってすぐには上達しないですよねっ。
        でもだからと言って、練習しなければ「さらに上達しない」となるので、
        サボる訳にも行かないし。
        ゴルフの上達には「牛歩戦術」しか通用しない感じですねっ。( ;∀;)

  4. 進行を速めるときに使うギブアップの場合、普通トリプルパーなので、そのホールは15ですね。

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