9月 282016
 

どう考えても俺たち「アダルトチーム」不利なダブルス戦

年老いた身体で体力も衰え、
右も左も夏子もとん平も分からない初めてのコースで、
今シーズンは「100切り」すら一回も出来ていない俺。

いくら「シングルゴルファーKさん」とペアになっているとは言え、
相手チームは若い力で獣のように襲い掛かる「ヤングチーム」
一瞬の気の緩みも許されない状況だ。

前半戦は、俺たちアダルトチームが運良く「-3打」リードしたが、
それがアッと言う間にひっくり返ってもおかしくはない。

俺のドライバーショットがいつ「本来の姿」を取り戻し、
青く澄み渡った大空にキレイなカーブを描きながら白杭の彼方に消えて行っても
全く不思議ではないのだ。

nagano-international country club7

 
「妙高コース」のティーショット、
両側の木がせり出してフェアウェイが狭く感じる打ち下ろしのホールで、
俺は、左のラフにボールを残す事に成功していた。

シングルKさんはボールを右に曲げて林の中へ。

対するヤングチームの飛ばし屋Tくんは、
安全策のアイアンティーショットでフェアウェイをキープし、
アスリートKくんは、右に大きくボールを曲げて林の中へ突入していた。

「ヨシっ。この調子なら今日こそはイケるかも知れないぞ。」
小さく拳を握り締めてガッツポーズをした俺だったが、
実は心の中では、
「でも、どうして今日はスライスが出ないんだろう・・・?」
と疑問の答えを探し求めていた。

 

「今までのスイングと今日のスイング、変わったところは特にはナイ。
でも、どうして今日はスライスボールではないんだ・・・?」

あれほど嫌がっていたスライスなのに、
こうして姿を見せなくなると逆に不安に襲われる。

曲がると安心して、真っ直ぐ飛ぶと不安になるだなんて、
俺の頭は一体どうしてしまったのか?
まさか、「右曲弾道不安定性自己像不一致障害」に侵されているんじゃないだろうな?

後半のスタートホール、
俺たちアダルトチームは「6打+7打」。
ヤングチームは「5打+6打」で、その差は既に「-1打」までに迫ってしまった。

次のショートホールで「4打+4打」、
相手は「3打+4打」で、遂にその差はゼロ。
とうとうイーブンにスコアを戻されて、
勝負はまた振り出しに戻っていた。

こうなると、それぞれのチームが考える戦略はただ一つ。
「誰かが崩れるのを祈る事」だけだ。

そして、相手のヤングチームが願うのは、
「俺が再びスライスボールを打ち出す」だという事が、
俺にはハッキリ認識できていた。

なぜなら、飛ばし屋のTくんが突然に、
「むらさん、ここのホールはドラコンで勝負しましょうー。」
とオファーを掛けてきたのだ。

なにっ?ドラコン勝負だと!?

どう考えても、この勝負に俺の勝ち目はナイのは分かっている。
仮に、まぐれと偶然とたまたまのショットが重なって芯を食ったとしても、
俺のドライバーの飛距離は「250ヤードが限界」だ。

相手はTくん。

185㎝の長身から振り下ろされるドライバーのヘッドスピードは、
おそらく50m/sは超えている。
打ち出されたボールの行方が最後まで確認できないくらいに、
ぶっ飛びのドライバーショットを放つそんな人間と競うだなんて、
そんなバカげた提案を俺がすんなりいいよと受け入れるワケがないだろう。

つかさず拒否ろうとした時、
さらにアスリートkくんが輪を掛けて俺に圧力を掛けてきた。

「だってむらさん。後輩からの勝負をまさか逃げないですよね?
男だったら。

なっ、なんだって!「男らしく勝負しろ」だと!?

この平成の時代にたった一人生き残っている「昭和の武士魂」を持った俺に対して、
「男なら逃げるなよ」と言い放つのか!

分かったぜ。俺は男だ!
「現代の森田健作」と言われるくらい男の中の男だから、
そこまで言われて引き下がるなんて事は出来ないぞ!

しかも、年下の後輩から勝負を挑まれたのに、
尻尾を巻いて逃げる「負け犬」みたいな真似が
この俺に出来るわきゃーねぇ。

ヨシいいだろう!
そのドラコン勝負を受けて立とうじゃねぇか!!

そう言いながら、全ての気合を注入して繰り出された俺のドライバーショットは、
今までに増して「コンパクトでゆっくりなスイング」だった。

当然、飛距離は出ていないが、
もちろんフェアウェイはしっかりキープして、
「曲がるドライバーショット」を確実に封印していたのだった。

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最終ホール。482ヤードのロングホール。
俺のドライバーは最後までぶれることなく真っ直ぐ飛んで「パー」で締めくくった。

シングルKさんは「バーディー」をゲットし、
飛ばし屋Tくんは「パー」、アスリートkくんは「ボギー」ででホールアウトしていた。

 
そして最終合計。

ヤングチームは「85打+108打」の合計「193打」
そして、アダルトチームは「93打+97打」の合計「190打」で、
今回のダブルスペアマッチの勝敗は、
俺たちアダルトチームが勝利したのだった

そして俺は、
今シーズン「初の100切り」に成功したうえ、
さらに「ベストグロス更新!」まで手に入れて、
喜びと勝利のコインを噛みしめながら、
「長野国際カントリークラブ」を後にしたのだった・・・。
 
nagano-international country club9

 


  4 Responses to “決戦の結末”

  1. むらさん、こんにちは!

    ドライバーも絶好調でベスグロも更新。
    しかもペアマッチ戦も勝利してしまうとは。
    こりゃ~、あるかも知れないですね?

    えっ?
    なにがあるのかって?

    そりゃ~、あれですよ。アレ。
    「むらコンペ、禁断の主催者完全優勝~!」

    今回のコンペにわたしは不参加なので、その瞬間を見ることはできませんが…
    早いものでもう再来週になりましたね。
    ただ、台風18号の進路がまたもや気になるところですよね~。
    一昨年のむらコンペだったかな…
    台風と追いかけっこしながら帰った事がありました(;’∀’)

    お天気に恵まれるよう、祈ってますね~(^^)/

    • はい、遂に私にも「幸運」がやって来たみたいですっ。
      あとは「女神が微笑んでくれる」ように、
      ひたすら祈りを捧げたいと思っていますよ!
      でも、どうやら「後ろ髪は無い」みたいなので、
      前からガバッとでしょうか。この場合は?
      「キャー!変態!!」ってビンタもらってさらに通報されると困るので、
      女神をものにするには、一体どうしたらイイか、
      またママさんを交えて教えてくださいっ。(笑)

      お互いに、当日は晴れるとイイですよね~!

  2. むらさん

    ご無沙汰してます。

    やりましたね!
    勝利&100切り&ベスグロおめでとうございます。
    次は90切りですね⁉︎

    • おっ、これはお久しぶりですね!
      元気ですか?で、ゴルフの調子はいかがですか?(笑)

      ありがとうございます!
      えぇ、「90の壁」を突破する前にもうちょっとやる事があるので、
      まずはそっちを突破したいと思っていますっ。^^

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