9月 012016
 

ある晴れた夏の日、俺に電話があった。
「むらさん、ゴルフしましょう。」と。

当然、二つ返事でOKした俺は、
久しぶりのコースへ車を飛ばした。

 

「長野国際カントリークラブ」

このゴルフ場、車を30分走らせば到着できる俺の家から一番近いコースにも関わらず、
やってくるのは今回で2度目になる。

何故か不思議と行く機会が無いゴルフ場は、
全部で27ホールのロケーション。

今回は、俺が一度もプレーしたことがない「妙高コース」が含まれていたので、
俺は、「このアドレスさえ出来ていれば、スライスしたって恐くないぜ!」という期待と、
「でも、また曲がってグッバイボールになったらどうしよう・・・?」という不安を抱えて
クラブハウスの扉をくぐったのだった。
nagano-international country club1

nagano-international country club2

 

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8月 262016
 

Direction

 

「一人予約」でメンタルトレーニングを兼ねたラウンド。
ゴルフを始めた頃に出会ったシングルプレイヤー「ハチの兄貴」
運良く一緒にプレーすることに恵まれた俺だったが、
前半のスコアはドライバーのどスライスを連発して「56打」の何の成長も見られない姿を披露していた。

8年間の歳月と言えば、
ランドセルを背負っていた小学生が、成人式を迎えて世間に「大人」と認められる成長著しい年月だ。
「進化」することで生き残ってきた人間としては誰もが当たり前の様に成長していく時間の中で、
この俺に至っては、8年前と「何一つ変わっていない」という事は、
もはや生物学的には「人間ではない」という事になってしまう。

では、人間では無ければ俺は一体何なのか?

ゴルフと言うスポーツは、
自分のアイデンティティーまで破壊するほどの強力な威力を持っているとは、
なんと恐ろしいスポーツなのだろうか

そんな人間の皮を被ったミトコンドリアの俺に、
ハチの兄貴はポツリとつぶやいた。

「むらさん、向ている方向違うよ。」

えっ、なんですとっ!

俺はビックリして、慌てて「眠れる将軍」のポジションをチェックした。
大丈夫だ。いつも通りの「右寄り」になっている。

そんな俺の仕草にも目をくれず、ハチの兄貴は続けて言った。

「アドレスの時、すっげー右向いて構えているんだよ。」

ええぇっー!マジですかそれは!?

あまりにも衝撃的な言葉だった。
俺の頭の中では、「クリスタルキング」「ユゥアーショック!!」と絶叫しながら歌い続けるほど
衝撃的な言葉だった。

なぜなら俺は、
これまで8年間のゴルフ練習の中で常に欠かさず「ツアースティック」を使ってアドレス方向の確認を行ってきたから、
「ターゲットに向かってスクエアに構える」事だけは完璧に出来ていると思っている。

それが、「右を向いている」とは一体どういうことなのだ?

俺は兄貴に聞いた。

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8月 222016
 

weght traning

今シーズンが始まって既に4か月が過ぎたが、
100以下のスコアが出ていない俺。

丸8年間もゴルフを続けていると言うのに、
未だに「ゴルフ初心者カテゴリー」から脱出できずにいる。

今シーズン、ラウンド数が「月に2回」から50%ダウンしているが、
それでも練習自体はいつものペース「練習場でのボール打ち込み週に2度」はしっかり保ち、
夜の「ゴルフ番組の視聴」も欠かさず行っている。
にもかかわらず、ゴルフを始めた頃と何の代わり映えもない醜態を世間に晒している俺は、
改めて自分のプレーを振り返ってみようと、今シーズンのスコアカードを分析し始めた。

しかし、分析を開始した2秒後にはその結果が出ていた。

「ティーショットのミスショット」

これがスコアを悪くしている元凶だとスコアカードが冷静に物語っていた。

確かに、俺のドライバーショットは曲がる。
右に大きくスライスして行くので、そのほとんどがOBになってしまっている。

だから、ティーショットでしっかりフェアウェイを捉えた時は、
その後のショットが悪くても「ダボ」の成績以上は記録していないので、
二桁のダブルスコアとかボールを紛失するという無駄使いもなく、
とりあえず「ゴルフらしいプレー」が出来ているのだ。

となれば、この「どスライス」さえ無くなれば、
きっとスコアだってもっと良くなるだろうし、
むやみにやたらにコース外にボールをプレゼントする太っ腹な真似はしなくなるのだ。

しかし、不思議な事に、
打ちっ放しの練習場では見違えるほどのグッショッ!を連発している俺。
なので、もはや課題ははたった一つ。

「コースでOBを出さないドライバーショット」だ!

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5月 312016
 

promise

 

とてもヤバイ状況になっている。
もう6月になると言うのに、シーズンが始まってからまだ1回しかゴルフをしていないのだ!

さらには、練習もほとんど全くしていない。
ドライバーを交換したことに併せてフェアウェイウッドも新調したが、
それもまだ一度も日の目を見ることなくキャディバックに眠っている非常にヤバイ状況なのだ。

6月は、ゴルフファーにとっての「ベストシーズン」だ。
ゴルフ場は芝がしっかり生えそろって、右を向いても左を向いても深い緑に包まれて本来の美しさを取り戻す。
コンペも盛んに行われ、ゴルフ場も打ちっ放しの練習場もひと際賑やかになって誰もが「ゴルフゴルフ!」と盛り上がるとると言うのに、ゴルフ練習もしていなければラウンド予定も入っていない状況は、ズボンのチャック全開のまま満員電車に乗るくらいヤバイ状態だ。

先日行われたサミットにおいても、
「最近、むらのラウンド報告が届かないけど大丈夫なのか?」とある大統領が議題に挙げたところ、
「それは、リーマン級のショックですっ。」と返答があった様に、
俺は今ヤバヤバ状況の真っ只中にいるのだった。

「むらさん、もうゴルフは飽きたのね。」と、
もしかしたらあなたは思うかも知れない。

確かに、人間長きに渡って付き合っていると「倦怠期」と言うのがやってくる。
しかしそれは、嫌いになった訳ではなくて、
ただ単純に慣れるという新鮮味欠乏症状だったりするから、
そんな時に「俺たち、もう別れた方がイイよな・・・。」などと
早急な結論を出さないことが肝心だという事は重々承知している。

しかし、ゴルフに対して情熱を燃やし続ける「ゴルフ界の松岡修造」と呼ばれている俺に限っては、
例え「ケンタッキー」はあったしても倦怠期だけはあり得ない。

もう、ヤリたくてヤリたくてしょうがない思春期真っ只中のティーンネイジャーにも負けない絶倫さで、
「私とゴルフとどっちを取るの?」と究極の質問をされたとしても、
速攻で「ゴルフ!」と答えるほどゴルフに人生を捧げているこの俺が、
シーズンが始まってからたった1回ラウンドしただけで、
この最高の季節を完全スル―する状況をヤバイと言わずに何をヤバイと言えばいいのだ!

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12月 072015
 

lastround

「これで、俺の今シーズンも終わりになってしまうんだよなぁ・・・。」

今シーズンラストラウンド、
これから挑む後半戦に全ての力を出し切る決意を改めて固めながら
俺はそっと呟いた。

ゴルフを始めてもう7年。

未だに100前後のスコアをさまよっているが、
決して「趣味の一環」としてゴルフをやっている訳ではない。

俺の目標はあくまで「シングルプレイヤー」だ。

そう、
アマチュアゴルファーとして最上級の腕前を持ち、
誰からも尊敬と眼差しと称賛の敬意を送られ崇め奉られている
「シングルプレイヤー」目標なのだ

そのレベルに達する為にこれまでの7年間もの間、
トイレで汚物を流し忘れても汗と涙だけは流しながら
ひたすら練習場でボールを打ち込んできているのだ!

いや、それだけではない。

ひっくり返しても何も出てこない財布からプレーフィーを捻出しては
月に2度3度とコースに出掛けて実践も積んできた。

さらには、多くの悩めるゴルファーを上達へと導く専門家「ティーチングプロ」からも学びを受けては
やみくもに「打つべし、打つべし、飛ばすべし!と練習に励んできた。

おまけに、ゴルフメカニックの書籍とDVDをほぼ全巻揃えて隅から隅まで目を通し、
ベンホーガン、ブッチハーモン、デビットレッドベター、坂田信弘、宮里優、中部銀次郎などのゴルフ理論を精読し、
プロゴルフツアー会場にいそいそと出掛けては生のプロゴルファーたちの
アドレス、スイング、パッティングや一連のルーティンと共に、
姿勢、顔つき、化粧のノリ、服装、ヒラヒラなどしっかり脳裏に焼き付けてきたのだ。

これだけのトレーニングをゴルフを始めてから7年間もの長期間行ってきているのだから、
単純に「ゴルフが上手いと格好イイじゃん!」なとどふざけた理由だけで取り組んでいる訳ではない事は
既に明白なのだ。

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