プロレッスン

プロの教えの「盲点」

盲点

先日、今シーズンの初ゴルフ練習を終えて、
あまりの調子良さに意気揚々と家に帰る途中に俺は本屋に寄った。

特に買いたい本があるわけではなかったが、
今まで常に「最新ゴルフ情報」を入手し続けてきた癖なのか、
本屋の看板が目に入るとつい立ち寄ってしまう。

週刊ポスト、モーニング、クラビア写真集など一通りザッと目を通した俺は、
スポーツの本棚に足を進め「ゴルフ」のカテゴリーに並んでいる本をチェックし始めた。

「何か新しい本は出ているかな?フフ~ン♪」

4ヶ月間も全く練習しなかったにもかかわらず、
気持ちのイイ練習を終えたばかりの俺には「最新ゴルフ情報」など必要ないが、
すでに身に付いた習性ほど「簡単には変えらないモノ」ナイから仕方がない。

ズラッとは並んでいるが、
それほど多くない関係書籍を眺めて左から右へ人差し指でなぞっていると、
ある一冊の本の前で俺の指がピタリと止まった。

「プロの教えの「盲点」をつく ゴルフ夢の上達スウィング」

なにっ!「プロの教えの盲点をつく」だと!?

その言葉に鋭く反応してしまった俺の指先。
だが、それは無理もないことだ。

過去、数々のティーチンプロに教えを乞いながら、一向に上達しなかった俺。
いや、それだけではない。
上達する兆しすら、いいや、上達する気配も全くなかった俺にしてみれば
これほど俺の心に突き刺さるキャッチーな言葉はない。

「プロの教えの盲点」

なっなんなんだ、それは!
その盲点って、一体何の事なんだよ!!

俺は、止めた人差し指で本を棚からサッと抜き出して、
その場で一気にページをめくり始めた。

なんだ・・・?
なんなんだ・・・?
盲点って一体・・・・・?

尋常ではないスピードでその答えを探し求めている俺の脳ミソに、
次の言葉が飛び込んできた。

「盲点とは、
プロが自分でやっている事で、
そんな事当たり前過ぎて「言葉にすらならない」動作の事」

なにっ!「言葉にすらならない」だって!!

人間は、言葉を通じてコニュニケーションを取り、そして、進化を遂げてきた訳なのに、
言葉にすらならなければこれからどうやって生きけ行けば良いのだろうか?

これで、俺が今まで全く上達しなかったのも頷ける。

そして俺は、肝心な「盲点」についての答えをさらに
一心不乱になってページをめくったが、
案外すぐにその答えを見つける事ができた。

「ボールは3時から打つのでなく、4時でインパクトする」

どうやら、これがプロが当たり前の様にやっていて
「言葉にすらならない」動作だと言う。

ちょっと待てちょっと待ておにーさん、
「ボールは4時で!」
ってなんですの??

意味が分からず混乱する俺。

「今日は渋谷で5時」は分かるが、
「インパクトを4時にする」とは一体どういうことなのだろうか?

その本に書かれていたことを要約すると
以下のようになる。

「アマチュアゴルファーは、ボールをインパクトする時に、
クラブフェイスをターゲット方向に対して「真っ直ぐ」当てようとするが、
これでは、いつまで経っても「正しいインパクト」になることは出来ない。
では、プロはどうやってインパクトしているのかと言うと、
ボールの真っ直ぐ後ろではなく、「ボールの右下」。
時計で言うと4時のところでインパクトするように打っている。
これが、誰でも当たり前のようにやっている動作なのだ。」

俺は、読んでいたその本をパタリと閉じて本棚にそっと戻し、
「3時じゃなくて4時・・・・・。」
と静かにつぶやきながら車に乗り込んだ。

この本を読むまでは、調子の良さに意気揚々と盛り上がっていた俺の心。
しかし、今は意気消沈となって車のハンドルを握っている。

いつの間にか帰る家とは逆方法ハンドルを切り、
再び打ちっ放しのゴルフ練習場に向かって
車を走らせた俺だった・・・。

 

プロの教えの「盲点」をつく ゴルフ 夢の上達スウィング

プロの教えの「盲点」をつく ゴルフ 夢の上達スウィング

 

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コメント

    • フォーパットマン
    • 2015年 4月 17日

    引っ越しおめでとうございます。

    件の4時とは、当たる瞬間フェイスは若干開き気味で4時のところに当たり、
    自然に手が返ると、フェイス面は自然に閉じるという、
    人間の関節上、必然的な動きというやつでしょうか?
    鶴見プロの本で見たような気がしますが、勘違いの記憶かもしれません・・・

    • ありがとうございます。
      で、調子はいかがですか?(笑)

      そう、それです、ソレ!
      その「必然な動き」を、「多くのアマチュアが勘違いしている事」だと書いてありました。
      えぇ、私も思いっ切り間違えていましたけどっ。(汗)
      道理で、真っ直ぐボールが飛ばないワケですよねっ。

    • ラディのパパ
    • 2015年 4月 14日

    むらさん、こんにちは!

    ラディのパパこと「アイルトン・セナ」です(*´з`)

    「3時ではなく、4時に当てる」とは?
    ダウンブローに打てと言う事なんですかね?
    そりゃ~、プロならダウンブローに当てるのは当たり前でしょうから、いちいち言わないですよね。
    しかし、アマチュアには難しい技術ですよね?

    わたしの場合、週に1度の練習(打ち放し)と月に2回程度のラウンドを心掛けています。
    不思議な事に練習場だとナイスショットが結構出るんですよね。
    当たりも良く、方向性も良い球がね。
    でも、ラウンドに行くと当たりは良いけど左に行っちゃう、とか。
    方向は良いけどダフッてチョロしちゃう、とか。
    これって何なんですかね?
    人工芝と本物の芝の違い?
    はたまた、アンジュレーションの所為?
    それともメンタルの問題?
    やっぱり技術に関しての「引出し」が少ないのかな?
    本当にゴルフって難しいですよね(;´Д`)

    • 私も最初は、「ダウンブローで打てって事かな?」と思ったんですが、
      そーではなかったんですよ!
      で、よく読んでみたら「えっ、そーなの!?」って
      天地がひっくり返るくらいの衝撃を受けたんですっ。
      「マジかよ、ソレ!?」みたいな。

      実は私も「練習場シングル」です。(笑)
      でも、きっと誰もが同じ事を感じていますよねー。
      アプローチの練習の時なんか「完璧なショット」になっていますけど、
      本番では「ダフリ・トップ・ザックリ」全てが出てしまいますよっ。(汗)

      しかし、「練習場でも出来ないことは、コースでも出来ない!」と、
      練習場シングルを続けていますっ。

        • ラディのパパ
        • 2015年 4月 14日

        う~ん?
        ダウンブローに打つ!ではなかったんですね。
        で、その驚きの内容は次回まで待つとしましょう(*´з`)

        先日のラウンドで友人が毎回ティグラウンドで「早く打ちてぇよ~」って言うんですよ。
        で、「お~、ヤル気満々だね~」って声を掛けたら…
        友人曰く、「だって早く打たないと後ろの組に見られちゃうからさ…」だって。

        なるほど…
        そう言えば、わたしも昔はそのクチでしたね。
        飛ばない・曲がる・ダフるの3拍子揃ってましたからね。
        後ろにギャラリーが居たら恥ずかしくって余計に緊張してました。
        今でこそ、やっと恥ずかしくない位のショットになっては来ましたが…

        でも、ギャラリーって見られてるようで、それ程見てないんですよね~。
        それでもカチンコチンに緊張しちゃって。
        これも自意識過剰のなせるわざですかね(*´з`)

      • 確かに初心者の頃って、
        「人に見られるのが恥ずかしい」という思いがありますよね。
        ほんと、人の事なんか「全く」気にしていないのにっ。

        私の場合の緊張は、「恥ずかしい」というより
        「格好良いところを見せてやるぜ!」という気合でしょうか。
        「俺を見ろ!もっと見ろ!!」みたいな。

        ちなみに、好きな花は「水仙」ですっ。

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